2025-10-29
国際交流とリーダー経験ができるHA制度が決め手でした。

私は大学1年生から今まで、ずっと寮に住んでいます。入寮しようと思ったきっかけはHA制度です。HAとはHouse Assistantの略で、留学生とルームシェアをして生活のサポートをする学生のことです。「留学に興味はあるけど、いきなり渡航するには少し不安だな…」を感じていた私にとってはぴったりの制度で、HAとして寮生活をスタートさせることを決意しました。
実際、大学1年の秋から交換留学生と一緒に暮らし始め、生活のなかで英会話をするようになり、まるでプチ留学している気分でした。また交換留学生は1年ごとに入れ変わるので、アジアやヨーロッパなどの様々な国籍の友人ができました。おかげで言語や文化の違いを肌で感じることができ、価値観や考え方に刺激を与えてくれました。理系だから英語はちょっと…という友達が多いなか、「今はフランスの留学生とルームシェアしてるで!」とか、友達に自慢もできちゃいます(笑)。
またHAにはもう一つの側面があります。それはResident Assistant(RA)という、「学生寮のリーダー」のような役割です。RAは寮生が暮らしやすい場所を目指して交流イベントの場を企画したり、掲示物を作成したりします。月に1回、他の寮のRAも参加する会議にも出席します。会議では、お互いの寮で困っていることや課題について真剣に話し合い、どのような取り組みを行えばよいか一緒に解決策を模索します。おかげで他大学の友達も増え、交流の幅が大きくなりました。
ただ自分中心だけの生活をするのではなく、留学生や寮生といった周りの人のことを考えながら生活するという経験は、HA制度のある野田国際コミュニティハウスだからできる、唯一無二のものだと思います。

東京理科大学大学院 理工学研究科 機械工学専攻修士2年 Nさん
※本記事は2021年8月時点の内容です。

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